春のシワ対策

冬の緊張がほぐれはじめる春。
緊張モードの交感神経が優位だった冬からお肌をリラックスさせる副交感神経が優位になってくるこの季節は肌バランスも乱れがち。

冬の間に隠れていた肌トラブルが芽を出してしまうことも。

花粉やほこりも多く、環境が変わって生活リズムが変化したりして、お肌も敏感になって肌荒れを起こしやすくなります。

春の化粧品は、刺激が少ないものを選び、徐々に強くなってくる紫外線対策も忘れずに。

花粉症は、目や鼻の症状だけでなく、お肌にもアレルギーが起こります。

目に見えない花粉が、目や鼻に接触することで異物と勘違いし攻撃しだす花粉症は、お肌でも同様のことが起こります。

鼻水やくしゃみのような花粉症の症状がなくても、肌の症状だけが出ることもありますので、決まった季節に肌荒れを起こす場合は花粉症を疑っては。

また、アレルギー性の炎症だけでなく、花粉の刺激で肌荒れを起こすことも。
花粉そのものや花粉に付着した黄砂や有害物質などが刺激となって肌荒れになることがあります。
特にお肌が乾燥していると皮膚は刺激に弱くなり、刺激に異常反応して、炎症を起こして赤くなったり肌荒れを起こします。

花粉症による鼻水や涙が刺激になったり、鼻をかむティッシュの摩擦が肌荒れを起こすこともありますし、花粉症の鼻づまりで熟睡できず、肌疲れで肌荒れになることもあります。

花粉からお肌を守るためには、化粧下地でお肌をカバーしてパウダーファンデなどで肌表面をサラサラにして花粉がつきにくくしたり、メガネやマスクなども有効です。

帰宅後はなるべく早めにメイクを落とし、花粉も一緒に落とします。

炭水化物や甘い物の取りすぎは肌荒れの元。

規則正しい生活を心がけ、お肌のターンオーバーを促し皮膚のうるおいを保つビタミンA、新陳代謝を促進するビタミンB群、コラーゲンを生成するビタミンC、抗酸化作用の高いビタミンEなどのビタミン類やミネラル、鉄分、食物繊維など、美肌を育てる栄養素をバランス良く摂取します。

油は、カロリーが高く避けがちですが、良質な油は美肌に不可欠です。オリーブオイルやゴマ油、亜麻仁油、魚油などは細胞膜や女性ホルモンの元となる美肌の力強い味方です。