ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸は糖の一種。
アレルギーの心配はなく、安全性が高い成分です。
そのヒアルロン酸を利用した注射系の施術が「ヒアルロン酸注入」。
『美容整形した』と誰にも気づかれず若返りをはかれるので人気です。
ヒアルロン酸注入は何に効くの?
化粧品に配合されているヒアルロン酸は
乾燥を解消する目的のものがほとんどですが
クリニックで受けるヒアルロン酸注入はどちらかと言えば「凹んだ部分」を修正するために行われます。
たとえばシワになっている部位に直接注入し、しわを目立たなくさせるんですね。
凹んでない部位に注入すればその部分が盛り上がりますから
豊胸、鼻を高くするといった施術にも使用されます。
注入できるのは、
額、眉間(みけん)、ほうれい線、唇のタテじわ、口角のしわ、アゴのしわ、頬のくぼみ、目の下、目尻、上まぶたのくぼみなど。
シワの部分に沿って注入し、深いしわでも目立たなくさせてくれます。
施術は1回で済むの?
ヒアルロン酸は1回に注入する量が多いと盛り上がって不自然になります。
ですから医師の判断によって、場合によっては何日かにわけて注入するケースもあります。
安全性が高くてダウンタイムがないヒアルロン酸。
メスを使わない安心感からか抵抗感があまり無いようです。
でもその効果ってどのくらいもつものなんでしょうか?
ヒアルロン酸注入の効果と費用
ヒアルロン酸注入にかかる料金は1回7万円〜10万円。
半年〜1年ほどもつようです。
ただし施術を受けた直後から徐々にヒアルロン酸は体に吸収されていきますので
見た目は徐々に変化します。
ここまで見てきてリスクがほぼゼロのヒアルロン酸注入ですが、
たまに「ヒアルロン酸注入に失敗した。」という話を耳にします。
いったいどういうことなんでしょう?
医師の技術がモノを言う注射系の施術
注射系の施術でいちばん重要なのは実は「医師の技術」。
ヘタな医師に当たってしまった場合、盛り上がってボコボコに見えることも。
対処法としてヒアルロン酸を分解させる薬を使います。
そのクリニックで言い出せない場合、他院で「お直し」する人も・・・
また、ヒアルロン酸が体内に吸収されてしまった後でもしこりが消えず、
「遺物肉芽腫(いぶつにくがしゅ)症」という後遺症が残るケースがあるので要注意です。
そんなヒアルロン酸注入を、費用を抑えるために自己注射をする人もいるようですが
安全のために専門医に相談することをおすすめします。
もちろん上記でお話したような問題がありますから、クリニック選びは慎重に。