エラスチン繊維

エラスチン繊維

エラスチンはコラーゲンとともにハリ・弾力を肌に与えるたんぱく質。
真皮層でコラーゲンやヒアルロン酸と一緒に存在しています。

 

どんな”仕事”をしているのかというと
コラーゲンを束ねるという超重要な任務。

 

真皮層のうち、たった2%しか存在しないエラスチンですが
劣化して伸びきってしまうとオオゴトです。

 

いくらコラーゲンが大量にあったとしても
まとめ役がいないのであれば肌のハリ・弾力をキープすることはできません。
みるみるうちにほうれい線、頬のたるみ、目元のしわ・・と
肌老化が加速してしまいます。

 

ですからエラスチンを増やすことも、
コラーゲンを増やすのと同じくらい大切なんです。

コラーゲンよりはるかに早く劣化する

コラーゲンが減り始めるのが30代に入ったあたり。
10年程度かけてゆるやかに劣化していき、コラーゲンが激減するのは40代に入ってから。

 

しかしエラスチンは違います。

 

 

エラスチンが減るのは25歳前後。
原因は「紫外線」・「食生活」・「加齢」。

 

 

そこでエラスチンを補給するケアです。
方法は2つ。

 

【つける】・【飲む】。

 

 

つまりエラスチン配合の化粧品やサプリメント・ドリンクをとるといいんです。

 

 

しかしエラスチンの場合はちょっと注意事項が…

「天然由来」に安心するべからず

以前は化粧品の原料には牛由来のエラスチンが使われていましたが
狂牛病問題が起きてから以降、魚由来のエラスチンに切り替えられています。

 

 

保湿性が高いのでとてもいい原料なんですが
アレルギーを持っている人にとってはちょっと心配。

 

魚由来のエラスチン配合化粧品を使って
じんましんが出たという症例が報告されているんです。

 

 

原料そのものに問題はないのですが
もし魚にアレルギーを持っている人は

 

成分をよく確かめる
パッチテストを行なってから使う

 

この2点を気をつけてくださいね。

 

 

もちろん、化粧品メーカーは最善の注意を払って化粧品を開発しています。
ちょっと怖がらせてしまったかもしれませんが
念には念をということでちょこっと心にとどめておいてくださいね