PRP療法

PRP療法

PRP療法は自分自身の血小板を使う皮膚の若返り療法です。
血小板は血液の中に存在していて、さらにこの血小板の中に「成長因子」という成分が含まれています。この成長因子が肌の若返りをはかってくれるんですね。

PRP療法ってどんな仕組み?

まず自分自身の血液から高濃度血小板血漿(けっしょう)を抽出します。
これを皮膚に注入すると血小板から成長因子が放出され、

 

  • 新しい毛細血管が生まれる
  • コラーゲンやヒアルロン酸が産生される

肌の若返り

 

ではどう若返ることができるのかというと次のとおりです。

具体的な効果

特に有効なのは浅いシワ、目の下にできるちりめんジワです。
ほかにも、
眉間のしわ
おでこのシワ
ほうれい線
・唇のしわ
・傷跡
・ニキビ跡
首のしわ
・たるみ など

これらにも有効です。

施術時間は?どれくらいもつの?

血液を採取してPRPをつくるのに30分程度。
気になる部位にPRPを注入するのに5分程度かかります。
注入後に若干むくみますが、それほど目立ちませんし1時間もすればメイクも可能。
そして効果は3〜4年以上と言われています。

料金は?

クリニックによりますので一概には言えませんが
一カ所につき、7万円程度〜。
他の施術を併せて数十万円の料金がかかるところもあります。

 

 

とは言え・・・
ちょっと値段は高めだけれど
数年間効果がもつのならやってみようか、と思われる方いると思います。
でもちょっと待ってください。

 

 

美容施術にありがちな「副作用」、
PRP療法にはないんでしょうか?

PRP療法の副作用

一時的ではありますが
内出血、腫れが起こるケースが多いようです。
ただしこれらの副作用は心配することはありません。

 

 

心配すべきなのは
「フィブラストスプレー」という薬品を添加して行うクリニックがある、ということです。

 

 

この薬品はbFGF(線維芽細胞増殖因子)というもので
医療の現場では床ずれの治療に使われる薬品です。

 

 

もし、フィブラストスプレーが添加されているPRPを
注入した場合、どうなるかというと・・・

 

・何かが皮下に入っているようにふくらんでしまう
・注射した部位が急激に腫れて肌が凸凹になる

 

目の下がボコボコしてしまったり、しこりができて
それが半年以上、消えないということがあります。

 

 

 

高価な費用をかけて
人前に出られない状態になっては大変です。

 

 

もしPRP療法を受ける場合には
できれば5軒程度カウンセリングを受けて
信頼できるクリニックを選ぶようにしてくださいね。

 

 

面倒臭いですよね・・・
でも、いくらメスを使わない施術でも
【美容外科で施術を受ける】ということはそこまで慎重になるべきことなんです。