ほうれい線を消す化粧品

ほうれい線を消すには

ほうれい線は「シワ」のように見えますが、実際は肌が自ら支える力が弱まったことによる「たるみ」が原因でできた境界線です。

 

ほうれい線

 

頬が重力に逆らえず垂れ下がってしまったことで、頬の下にラインができてしまったのがほうれい線。

 

頬が垂れ下がってしまう原因は、加齢や紫外線による影響で肌の奥の真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減ったり質が悪くなってしまい、弾力を失ってしまう「引き上げ力の減少」、ヒアルロン酸が減ってハリが失われた「皮膚のたるみ」などがあげられます。

 

水分を与える保湿だけでは、ほうれい線は消えません。

 

ほうれい線を消すために、十分な保湿はスキンケアの基本ですが、それにプラスして、下がってしまった頬を引き上げると同時に、皮膚のたるみを解消していくことが大切です。

ほうれい線ケア化粧品の選び方

できてしまったほうれい線は、適切なケアで目立たなくする事が出来ます。

 

ほうれい線は肌内部の真皮がダメージを受けた状態。ほうれい線をケアする化粧品を選ぶ場合は、配合された成分と、その成分が真皮にまで届くかどうかが重要。

 

ほうれい線

 

ほうれい線を解消する成分としてまず思い浮かべるのが、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分ですが、これらは真皮のコラーゲンやヒアルロン酸になるわけではなく、肌表面の角層に水分を蓄えるために配合されているため、ほうれい線の原因であるたるみを解消することはできません。
肌表面は皮脂に覆われており、ほとんどの化粧品は肌表面に乗っているだけで真皮に届くことができないからです。

 

真皮のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出すのは「線維芽細胞」と呼ばれる、細胞の製造工場。衰えた肌細胞を再生させるには細胞の製造工場を活性化させる必要があります。

 

ほうれい線をケアする化粧品は、「線維芽細胞を活性化させる成分」とその「線維芽細胞まで成分を届ける技術」が必須です。

 

たるみ・ほうれい線専用化粧品 管理人の体験談

ほうれい線を悪化させるケア

自己流マッサージ

マッサージは血行を促進し新陳代謝を促すので美肌に効果的ですが、強くこすりすぎたり、洗顔料などのマッサージクリームではないものでマッサージをすると過度に摩擦してしまい肌を傷つけてしまいます。マッサージの基本はやさしくなでるように行いますが、場所によっては力を込めた方が効果的な箇所もあるため、自己流のマッサージはシワやたるみを生んでしまい逆効果になることも。

 

化粧水をたたき込む

化粧水をつけるときに手のひらでパンパンとたたき込んでいませんか?化粧水はたたき込むよりも手のひらで包み込むように優しくなじませる方がより浸透します。両手で化粧水を広げたら、手のひらで顔を覆うように顔全体にまんべんなく伸ばし、手のひらや指の腹を使って丁寧になじませていきます。両手で包むように10秒ほどハンドプレスするとより効果的です。

 

保湿パックの長時間付けっぱなし

美容成分をたっぷり含んだ保湿パック。手軽に保湿ができるので、毎晩使っている人も多いアイテムですが、長時間つけっぱなしにしたり、つけたまま寝たりすると逆効果。シートが乾燥してくると肌の水分を奪ってしまい乾燥を招いてしまいます。商品が推奨する使用時間を必ず守りましょう。

 

日焼け止めはSPF値の高いもの

最近は日焼け止めの効果が上がり、SPF50+やPA++++などを選んでしまいがち。しかし、日焼け止め効果の高いものは肌への負担も大きくなります。日常の通勤や買い物、洗濯物を干すなどであればSPFやPAは低いもので十分です。日焼け止めは数値の高さよりもこまめに塗り直す事の方が重要です。SPFが低い日焼け止めにパウダーファンデーションを重ね塗りすると紫外線が反射しやすくなり日焼け止め効果が上がります。

 

化粧品は多すぎも少なすぎもNG

どんな化粧品でも使用量が少なすぎると効果を感じにくくなりますが、逆に使用量を多くしても効果がアップするどころか肌に悪影響を及ぼすことも。たとえば化粧水は肌に浸透してしまえば、それ以上塗っても肌の上に残ってしまうだけ。余分な水分が蒸発するときに、肌の水分も奪われてしまうので、化粧水の付けすぎが乾燥を招いてしまうことも。クリームなどもベタつきがいつまでも残るほどつければ、ホコリや汚れを吸着してしまい肌に汚れが付きやすくなってしまいます。顔全体に化粧品をつけて浸透させたあと、足りない箇所に2度づけしていくのがベスト。