表皮

表皮

肌は「表皮」・「真皮」・「皮下組織」の3つで構成されています。
ここでは肌の一番上にある表皮についてお話していきたいと思います。

 

表皮の厚さは0.2mm。
ちょうどラップ2枚分ほどの層です。

 

おそろしく薄いこの表皮は「角層」と「角層以下」からできていて
とても重要なはたらきをしています。

「角層」

外から刺激が入らないようにしている

内側から水分が漏れ出ないようにしている

 

俗に言う「キレイな肌」の状態だと水分が20%〜30%。
  角層の水分量で肌の透明感が決まります。

「角層以下の表皮」

表皮の一番奥にあるのは【基底層】。
真皮層から栄養や酸素を受け取って表皮細胞を生み出しています。

 

紫外線を浴びてメラニンが活性化されるのも
ためこんでしまうのも、ここ「基底層」です。

 

角層というシャッターがあるからこそ、
それ以下の表皮で健康な細胞が生まれ、
角質細胞に成長するべく準備ができる訳です。

 

すべて大切。
「ちょっとくらいダメージ受けてもいいや」なんてものは一つもありません(^_^;)
すべてが連携し、お互いがお互いを活かしあっています。

間違った角質のケア

特に「第一線」で敵から身(肌)を守って
くれている「門番」の役目の角質はものすごく大切。

 

しかし・・・
案外、間違ったスキンケアで
自らその門番を傷つけているケースが少なくないんですね(T_T)

 

「たたく」、「こする」、「引っ張る」

これくらい、と思えるほどの刺激でも角層には大打撃。

 

ラップ2枚分しかない表皮。
無意識にやってしまっている普段のお手入れをもう一度「見直し」^^
大事に大事にいたわってケアをしてあげましょう。