ペプチド

最近よく耳にする「ペプチド」。
トクホに使われていたり化粧品に配合されていたり・・・
いろんな使い道があるようです。

ペプチドはアミノ酸にまで分解される一歩手前の物質。
たんぱく質の仲間です。

ペプチドはアミノ酸が何個つながっているかで
呼び名が変わります。

• ２コつながっていれば「ジペプチド」。
• ３コつながっていれば「トリペプチド」。
• １０コつながっているものは「オリゴペプチド」。
• １００コ以上つながっているものは「ポリペプチド」。

ちなみにペプチドは別名「成長因子」とも呼ばれ、
細胞を増やしたり活性化させる作用があると言われています。

が、必要なものは年齢とともに減っていくのはお約束(T_T)
一生のうちで生み出される成長因子の量は決まっているんですね。

しかし近年の研究により、アミノ酸があれば合成できるようになったんです。
だからいろんな分野で注目され、活用されているんですね。

ではペプチドがどういった方面で使われているかというと、
抗菌、抗酸化、血圧降下、コレステロールの低下、ミネラル吸収を促すetc。
まだまだ研究段階で、とても伸びしろの大きい物質なんです。

ペプチドは食品にも活用されています。
酵素で分解し、精製してつくられたのが【コラーゲンペプチド】
分子量が小さくなるので体への吸収性が高くなっています。

コラーゲンサプリなどに配合されているのは
ほぼコラーゲンペプチドの状態のものなんですね。

そのコラーゲンペプチドを経口摂取すると
数時間はアミノ酸にまで分解されず上記でお話した【オリゴペプチド】の状態をキープ。
しかも血液に乗って、体中の隅々にまで届けられていることが研究結果により判明しています。

つまり「コラーゲン（ペプチド）をとってもアミノ酸にまで分解されるので意味はない。」
という説は覆されたということになるんです。
だからコラーゲンの経口摂取で肌にハリ・ツヤが期待できるんですね。

・・・・・といったようにいろんな分野で
活用されているペプチド。

健康、美容と広範囲で活用されている
素晴らしい物質なんです。