口の周りのしわ
口の周りにはしわができやすいですよね。
よく動く部位なので表情じわになりやすいんです。
表情のクセでできるしわは、年齢とともに同じ部位の収縮を繰り返しますから、しわがどんどん深くなっていきます。
最初は浅い「笑いジワ」だったとしてもです。
25歳以降は「下り坂」
肌を支えているのは「真皮層」。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが存在している部位ですね。
しかし弾力成分もうるおい成分も20歳前後がピーク。
それ以降は劣化するか減少するだけになり、自力で頑張れなくなるんですね。
そもそも口の周りの小じわは、皮膚の浅い部分、「表皮」か「真皮の上部分」にできるしわです。
ですから早い段階で気づいてケアを始めると比較的改善しやすいんですね。
よくあるパターンなんですが、ヘタな美容皮膚科でヒアルロン酸注射。
ミミズ腫れのように盛り上がらせてしまってかえって高くつく・・・
こんな哀しい思いをしなくても、「正しいエイジングケア」で老化のスピードをゆるめ、老け感をUPさせる口の周りの小じわを改善することって可能なんです。
「正しいエイジングケア」って?
何でしわができてしまうのかというと、肌を支える真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが加齢とともに減少、真皮層自体が痩せてちぢんでしまうことが最大の原因です。
「乾燥」も老化現象の一つではありますが、保湿だけしていてもしわが薄くなることはありません。
弾力成分を増やしてあげればいいんです。
線維芽細胞を活性化する
コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分を生み出しているのは、真皮層にある線維芽細胞(せんいがさいぼう)です。
年齢とともにしわが増えていくのは、この線維芽細胞が弱って新しいものを生み出せなくなるから。
だから線維芽細胞を活性化させる成分を送り込んであげればいいんですね。
たとえばビタミンC誘導体、レチノール、プラセンタエキスなどがそれにあたります。
また、最近ではHSP(ヒートショックプロテイン)も注目株。
肌を42℃にあたためることで増えるたんぱく質なんですが、しわを防いでくれる作用があるんだそうです。
いずれにしても、女性はいくつになっても「キレイ」を取り戻すことが十分に可能です。
「流行り」よりも「あなたが続けられる方法」がベストですよ。