レチノール
レチノールは活性型のビタミン誘導体。
ビタミンAの一種でもともとヒトの体内にあるものです。
ビタミンC誘導体、ナイアシンと並んで肌のコラーゲンを増やす3大成分と言われ、
アンチエイジング化粧品によく配合されています。
効果は?
レチノールは真皮層にある線維芽細胞(せんいがさいぼう)に働きかけて
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やします。
特に効果が期待できるのは・・・
目元の小じわ、浅いしわ
深いしわも消せる?
おでこのシワや眉間のシワ、ほうれい線などに効果的ですが
あまり深くなっていると「薄くなった」と実感するのに時間がかかるかもしれません。
シミにも効果があるってホント?
レチノールにはターンオーバーを促す作用もあります。
ですから肌の奥にたまっていたメラニン細胞が排せつされやすくなるんですね。
妊娠中に使用してもOK?
内服薬やサプリメントなどのレチノール(ビタミンA)は妊娠中の使用は避けなければなりませんが、美容液やクリームなどは使用可能です。
ただし、妊娠中はお肌が敏感な状態なので、様子を見ながら使用します。
使用上での注意点
その1「刺激が強いので様子見すること」
レチノールは効果が高い反面、刺激が強いのが難点。
肌のかさつきなどが出るんですね。
ただしそういった症状は使い始めだけで
しばらくすると慣れることが多いようです。
しかしどうしても肌のかさつきがおさまらないという人は
ビタミンC誘導体かナイアシンを使うといいですよ。
効果が高いからとガマンして使い続け、肌トラブルが起きては本末転倒です。
その2「夜のお手入れに使うこと」
レチノールは日光に当たると効果が弱まります。
ですから夜のお手入れ時に使うことをおすすめします。
レチノールは油溶性なので
クリーム類によく配合されています。
効果は高いとされているので積極的に使いたいところですが
繊細な目元に使う時はちょこっと注意してくださいね。
日中の使用もOK。敏感肌の方でも使えるレチノール配合美容液
深いシワ対策化粧品