シンエイク

毒ヘビの一種「ヨロイハブ」の毒を参考に合成されたペプチド「シンエイク(Syn-Ake 表示名:ジ酢酸ジペプチドジアミノブチルベンジルアミド)」は小じわだけでなく深いシワも減少させるとして話題の成分。2006年スイステクノロジーアワード賞を受賞。

 

ヨロイハブの毒は命に関わるコブラのような高い毒性はありませんが、噛まれた場合には筋肉が麻痺し強い痛みを伴います。この毒に存在する、筋肉の収縮を抑制する作用のある酵素ワグレリン-1の構造をヒントに合成されたのがシンエイク。表情ジワなどの原因となる筋肉の収縮に関わる神経伝達を遮断することで、筋肉をリラックスさせてシワを軽減させます。

 

シンエイク

 

美容整形でシワ取りのプチ整形として使われる「ボトックス注射」と似た働きがあり「塗るボトックス」「ボトックスを超えるスペシャルエッセンス」などと呼ばれ美容先進国のセレブやハリウッド女優などがエイジングケアのために愛用している注目の成分。

シンエイクの効果

顔の筋肉を動かすクセによってできる目元や額、眉間などのシワは、年齢を重ねることで深さを増してしまいます。
シンエイクは顔の筋肉の緊張をゆるめることでシワを目立たなくしていきます。

 

シンエイクを開発したスイスの大手製薬会社「ペンタファーム社」による28日間、1日2度の塗布のテストでは、キメの荒さ・シワの幅・シワの深さなどすべての結果でアルジルリンを超える効果を示し、額のシワが52%減少した人も。

 

シンエイク

 

シンエイク

 

シンエイクのシワ消しの効果はアルジルリンの約6倍とも言われており、即効性と持続性があり保湿効果も高いので使い続けることで効果がアップしていきます。

シンエイクの副作用

毒ヘビを参考に作られたシンエイク。副作用も気になるところです。
シンエイクは毒ヘビの毒そのものではなく、人工的に合成された成分ですので毒はありません。ピリピリするような刺激もなく使いやすい成分。
ボトックス注射のように表情が固くなったり、お肌がつっぱるなどの心配もありません。
温度変化にも強く、他の成分と調合しても変化しにくく、安全に使用できる成分です。