しわを増やすスキンケア

しわの種類は大きく4つ。

 

  • 乾燥による「小じわ」
  • 紫外線、加齢でできる「老化じわ」
  • 筋力が低下してできる「たるみじわ」
  • 表情のクセで皮膚に織りこまれる「表情ジワ」

 

これらのしわが時とともに増えていきます。

 

ところで・・・、
あなたはしわの種類別にケアを変えていますか?

 

まちがいケアはしわを増やす

しわは種類によって使う化粧品を変えるのは鉄則。
ここを間違えると改善しないばかりかしわが悪化することがあります。

 

では簡単にしわの種類とおすすめ成分を見ていきましょう。

 

 

目元や口元にできる「乾燥小じわ」は?

お風呂からあがった直後に消えるしわがこのタイプです。
セラミドヒアルロン酸入りの美容液を使うと
短期間で改善されることがほとんどです。

 

 

紫外線と加齢でできる「深いしわ」は?

光老化が8割、加齢で2割。
真皮にあるコラーゲン、エラスチンがダメージを受けて
深いしわになっていきます。

 

この場合は保湿だけでは改善できません。
コラーゲンや肌細胞を増やす成分、
レチノール」や「アピシン」などが配合されている美容液を使いましょう。

 

 

ほうれい線やフェースラインのゆるみ「たるみじわ」は?

筋力が低下して皮下脂肪の重さに耐えられなくなると
重力の影響も手伝って、筋肉は垂れ下がります。

 

たとえばほうれい線やたるみが原因の「二重あご」などが
これにあたります。

 

たるみじわを解消するには以下の方法があります。

(直接的ではありませんが、筋肉を強化する働きがあります)

 

 

眉間やおでこにできる「表情ジワ」は?

表情ジワはしわと言っても、他のしわとはちょっと違うタイプのもの。
筋力低下やコラーゲンが不足してできるしわではなく、
毎日のように繰り返される表情のクセでできるしわ、つまり筋肉がこわばることで
刻み込まれるしわです。

 

 

解消するには筋肉をゆるめる作用がある「ペプチド・シンエイク」。
ヘビ毒に似た作用があるとちょっとしたブームになりましたよね!
あと、「塗るボトックス」という異名を持つ「アルジルリン」という成分もありますね。
自宅で表情ジワを消すなら以上のような美肌成分がおすすめ。
もっと手っ取り早くしわを消したい人は美容皮膚科でボトックス注射を。

 

 

しかしここで注意点がひとつ。
たとえばシンエイクをほうれい線などのたるみじわに塗ってはいけません。
たるんでいるところに「ゆるめる」成分を塗ると、さらにたるみじわがひどくなってしまうからです。

 

 

しわ対策を行う時は、まずはしわの種類を見極めること。
かえってしわを増やすスキンケア、
やっちゃってしまってないか要チェックですね。