プロジェリンとは

プロジェリン(Progeline,プロジェライン、表示名:トリフルオロアセチルトリペプチド−2)は、世界最大級の化粧品原料の展示会「in-cosmetics(インコスメテティックス)」でイノベーションベストアワード金賞を受賞した注目の成分。通常よりも約10倍早く老化が進む疾患「プロジェリア症候群」の研究から生まれた新しい形のペプチドです。
加齢とともに増加し蓄積されて深いシワの原因となる老化タンパク質(異常タンパク質)を抑制する働きのあるペプチドです。

 

プロジェリン

 

 

プロジェリンの効果

プロジェリンは、加齢とともに増加する老化タンパク質の発生や蓄積を減らし、今までためこんできた「肌老化」を「なかったことに」する画期的な成分。
コラーゲンやエラスチンを壊してしまう老化タンパク質 をプロジェリンが抑制し、老化した細胞による深いシワやフェイスラインのたるみなどをケアします。

 

プロジェリンのすごいところは「予防」だけの成分ではない点。

 

コラーゲンやエラスチンを壊してしまう老化タンパク質は日々たまっていき、加齢によってそのできるスピードは加速。結果的に、年齢とともに深く刻まれたシワやフェイスラインのたるみが目立つようになります。
プロジェリンは老化タンパク質の発生を抑制するだけでなく、今までため込んできた老化タンパク質を減少させることができるため、今ある深いシワにも効果がある成分として注目を浴びているのです。

 

プロジェリンが出来てしまった深いシワも消す?

これまでのシワ対策成分は、肌老化の進行を遅らせる程度のケアしかできない「予防」の成分がほとんどでした。
シワ対策の成分としてまず思いつくのがヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの成分でしょうか。化粧品に配合されたこれらの成分は肌表面の表皮の水分量を高めることで、お肌のバリア機能を高めて紫外線や空気の乾燥などの外部刺激に強い肌作りをする保湿成分です。

 

肌表面のシワ(小じわ)は保湿でケアすることができますが、深く刻まれたシワの原因は真皮の老化によるもので、保湿成分だけでは改善することは出来ません。

 

プロジェリン

 

深いシワは、肌の奥にある真皮でお肌を支えるコラーゲンやエラスチンの変形や変質が原因。加齢や紫外線の影響などによって老化タンパク質が増加すると肌細胞がダメージを受け、お肌を支えることが出来なくなり、シワやたるみにつながります。

 

プロジェリンは、表皮だけでなく真皮でも働き、年齢とともに増加し蓄積される老化タンパク質の発生を抑制・減少させることで、肌そのものが本来持つ再生力を引きだし、深刻化したシワやたるみなどのエイジングサインを改善。老化が進んだ肌細胞を若返らせる成分として今までにないアプローチでシワたるみを改善する効果は大きな注目を浴びています。

 

 

深いシワやたるみを改善するには、プロジェリンが真皮まで届かなければ意味がありません。配合成分がお肌の奥まできちんと届いて働く技術をもつブランドの化粧品を選ぶようにします。

 

 

プロジェリン配合化粧品

私のシワが本当に消えた化粧品

通常よりも異常な早さで老化が進行する疾患、プロジェリア症候群(Progeria)から発見された物質「プロジェリン(Progerin)」と、抑制する成分「プロジェリン(Progeline)」を区別するため、抑制する成分を「プロジェライン」「PGブロック」などと表記しているメーカーもあります。抑制する成分は、表記名として配合成分表示に「トリフルオロアセチルトリペプチド−2」と書かれています。当記事では、老化を進行させる異常タンパク質を「老化タンパク質」、老化を抑制する成分を「プロジェリン」と表記しております。